ポニーキャニオン

[ 作品紹介 ]

• 巨匠アルモドバルが辿り着いた、新境地にして、最高傑作！
  99年『オール・アバウト・マイ・マザー』でアカデミー賞外国語映画賞を、02年『トーク・トゥ・ハー』でアカデミー脚本賞を獲得した現代映画界屈指の名監督ペドロ・アルモドバル。当代随一のストーリーテラーによる老練な語り口と普遍的なテーマで円熟の極みまで到達した傑作ヒューマン・ドラマ。
• アルモドバルが見出した、新たな2人のヒロイン。
  スペインの国民的女優エマ・スアレスが“現在”のジュリエッタを、NHKで放送されたＴＶドラマ「情熱のシーラ」で脚光を浴びた新進女優アドリアーナ・ウガルテが“過去”のジュリエッタを演じている。
• 原作は2013年にノーベル文学賞を受賞したカナダ人作家アリス・マンローの小説「ジュリエット」（新潮社刊）
• アルモドバルにしか表現できない、色鮮やかな映像美。
  スタイリッシュで原色が映える美術や衣装は今回も観る者を魅了する。本作ではウディ・アレン作品の常連ソニア・グランデが衣装を担当。

[ あらすじ ]

愛する娘へ、「今まで言えなかった、真実を話すわ。」
すべての“愛する”人たちに捧げる人生のラブレター　

スペイン、マドリードで55歳のジュリエッタはひとりで暮らしていた。ある日、古い知人から、一人娘のアンティアを見かけたと聞き、ジュリエッタの心は大きく揺れ動く。アンティアは12年前に何も言わずに家を出ていったまま、音信不通となっていた。ジュリエッタは過去を振り返り、改めて姿を消した娘を想う。そしてアンティアに宛てた手紙に見立てて、これまで忘れ去ろうとしていた自身の数奇な人生を語り始めるのだった・・・。

[ スタッフキャスト ]

【キャスト】

エマ・スアレス／アドリアーナ・ウガルテ「情熱のシーラ」『ワイルド・ルーザー』
ダニエル・グラオ／インマ・クエスタ／ダリオ・グランディネッティ／ミシェル・ジェネール／ロッシ・デ・パルマ

【スタッフ】

監督・脚本:ペドロ・アルモドバル　『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』『ボルベール〈帰郷〉』『私が、生きる肌』
音楽: ペドロ・アルモドバル　『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』『ボルベール〈帰郷〉』『私が、生きる肌』
編集: ホセ・サルセド　 『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』『ボルベール〈帰郷〉』『私が、生きる肌』
撮影: ジャン＝クロード・ラリュー　『死ぬまでにしたい１０のこと』『あなたになら言える秘密のこと』『エレジー』
美術: アンチョン・ゴメス　『抱擁のかけら』『私が、生きる肌』
衣装: ソニア・グランデ『トーク・トゥ・ハー』『それでも恋するバルセロナ』『ミッドナイト・イン・パリ』
原作: アリス・マンロー