ポニーキャニオン

「小さな橋で」「吹く風は秋」「小ぬか雨」

18年11月21日 DVD発売

没後20年、生誕90年を経て、今なお愛読者が増え続ける中、時代劇専門チャンネルで映像化された【藤沢周平 新ドラマシリーズ】の第二弾

[ 発売元 ] 日本映画放送
[ 販売元 ] ポニーキャニオン
ⓒ時代劇専門チャンネル/スカパー!/松竹 藤沢周平®

「小さな橋で」DVD

PCBE-55922 / ¥3,800(本体)+税

16:9/レターボックス(シネマスコープ)/MPEG2/本編95分/カラー
音声:1. オリジナル(日本語) Dolby True HD 2.0chステレオ

「吹く風は秋」DVD

PCBE-55923 / ¥3,800(本体)+税

16:9/レターボックス(シネマスコープ)/MPEG2/本編58分/カラー
音声:1. オリジナル(日本語) Dolby True HD 2.0chステレオ

「小ぬか雨」DVD

PCBE-55921 / ¥3,800(本体)+税

16:9/レターボックス(シネマスコープ)/MPEG2/本編61分/カラー
音声:1. オリジナル(日本語) Dolby True HD 2.0chステレオ

[ ご利用方法はこちら ]

[ 作品紹介 ]

下級武士を題材にした“武家もの”、江戸の町民のひたむきな人生を描いた“市井もの”、実在した人物や出来事に深く迫る“伝記小説”など、数多くの時代小説を残し時代を超えて、今なお愛され続ける藤沢周平の世界。
没後20年、生誕90年を経て、今なお愛読者が増え続ける中、時代劇専門チャンネルで映像化された【藤沢周平 新ドラマシリーズ】の第二弾がDVDでリリース。江戸の町民のひたむきな人生を描いた、“市井もの”の原点となった10篇からなる名作短篇集『橋ものがたり』から「小さな橋で」「吹く風は秋」「小ぬか雨」の3篇が発売決定。

[ あらすじ ]

■「小さな橋で」
慣れぬ博打が元で父・民蔵が姿を消し、十歳の少年・広次は母・おまき、姉・おりょうと3人で暮らしている。飲み屋で懸命に働きながらも自分の元を去った父に恨み言をこぼす母。広次はそんな母を複雑な思いで見つめていた。そんなある日、母とのいさかいが絶えなかった姉・おりょうも、妻子持ちの男と駆け落ちしてしまう。娘をも失った母は心身ともに疲れ果て、飲み屋の常連客の男にすがろうとする。そんな母の様子に、広次は嫌気がさし、家の仕事を放り出して葭原で寝転んでいると、男たちに追われている父と偶然再会する…。

■「吹く風は秋」
壷振り師の弥平は、親分を裏切ったほとぼりを冷まそうとしばらく江戸を離れていた。しかし老境に差しかかり、住み慣れた土地への郷愁にかられ、決死の覚悟で再び江戸へと橋を渡った。江戸に舞い戻ったその日、弥平はとある女郎屋の前で、夕焼けを眺めるおさよという女と出会う。おさよは小間物屋を開いた夫の借金の形として自ら身を売った女だった。亡くした女房とどこか重なるおさよが気になった弥平は、後日、おさよの夫と子供が暮らすという長屋を訪ねる。だが、そこで見たのは、働きもせず博打に明け暮れる不実な夫の姿だった。

■「小ぬか雨」
両親を早くに亡くしたおすみは、娘らしい華やかな思い出もないままに育った。今は、伯父に任された履物屋で一人住まいをしている。自らの意思とは関係なく、がさつな職人・勝蔵との縁談も決まり、将来に希望を抱くこともない生活を送っていた。ある夜、おすみの家に突然若い男が逃げ込んでくる。「喧嘩をして追われているのでかくまってほしい」と言う小綺麗な身なりをしたその男は、 おすみを“お嬢さん”と呼んだ。その響きに、おすみは心の揺らぎを覚える。危険はないように思え、かくまうことにしたおすみだが、やがて男の名は新七と言い、人を殺めて追われていることを知る。

[ スタッフキャスト ]

■小さな橋で

【原作】
藤沢周平 「小さな橋で」(新潮文庫刊/実業之日本社刊『橋ものがたり』所収)
【キャスト】
松雪泰子
江口洋介
田中奏生
藤野涼子
【スタッフ】
監督 杉田成道 『最後の忠臣蔵』「果し合い」
脚本 小林政広 『春との旅』『海辺のリア』

■吹く風は秋

【原作】
藤沢周平 「吹く風は秋」(新潮文庫刊/実業之日本社刊『橋ものがたり』所収)
【キャスト】
橋爪 功
臼田あさ美
【スタッフ】
監督 鈴木 雅之『プリンセス トヨトミ』『本能寺ホテル』
脚本 金子 成人「鬼平犯科帳」「剣客商売」

■小さな橋で

【原作】
藤沢周平 「小ぬか雨」(新潮文庫刊/実業之日本社刊『橋ものがたり』所収)
【キャスト】
北乃きい
永山絢斗
【スタッフ】
監督 井上昭『眠狂四郎多情剣』
脚本 中村努『夜叉』『あ・うん』